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第34話:隠された四天王     &お詫び

1ヶ月以上の放置申し訳ありません(__)
でもここの所、本当に忙しく主要ブログを更新するのがやっとなのです^^;
みなさんにはご迷惑をおかけすると思いますが、何とぞ宜しくお願いします。
でも、最近かなり深刻な問題がありまして・・・。
ストーリーの続きが思い浮かばないのです。
少々、ストーリーのスケールが大きすぎて正直、自分でも空回りしてしまうのです。
もちろん、閉鎖などはするつもりありませんが、もしかしたら少しの間だけ
更新停止なんて事にもなるかもしれません。
見て下さっている皆様には非常に申し訳ないのですが・・・^^;
これからもよろしくお願いします(__)

ではではやっと続きを・・・。

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 「誰だお前は!?」ヴァグラがその巨大な怪物に向かって話し掛けた。
 巨大な怪物は、大きな真っ赤な目でヴァグラとロドゥカを睨んだ(にらんだ)。
 「貴様らこそ誰だ」怪物がゆっくりと大きな声で喋った。
 怪物の声は、まるでムアカキャットが吠えているかのような声だった。
 2人は多少、その声の大きさに驚いたが、なんとか耐える事ができた。
 「俺達はデビルキラー、キラーアタッカーズの大佐、ヴァグラと少佐のロドゥカだ」ヴァグラが大声をあげる。
 「デビルキラー・・・・・アタッカーズ・・・・ヴァグラ・・・・ロドゥカ・・・」怪物はゆっくりと答えた。
 その時、ロドゥカは怪物の奥の方に大きな扉があるのが見えた。
 「ヴァグラ、見ろ。奥に扉がある。あそこから逃げられるかもしれない」ロドゥカは
ヴァグラの耳もとで小声で言った。
 「本当だ。よし、やつがスキを見せた時に走るんだ。見るからに足が遅そうだしな」
 そして、ロドゥカは近くに落ちていた小石を扉とは違う方向に投げた。
 すると、怪物はその小石が落ちて音がした方向を見た。
 そのスキにヴァグラとロドゥカは全速力で扉の方に走った。
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 しかし、次の瞬間には体は中に浮き、遠くへ吹き飛ばされた。
 「まだまだ、未熟者だな」怪物が笑いながら言った。
 ヴァグラは怪物に殴り掛かろうとしたが、怪物の目が紫色に光ったとたん、体がかたまり動かなくなってしまった。
 「なんだ、これは!!?」ヴァグラとロドゥカが叫ぶ。
 「俺の強さを甘くみるな。かつてデビルキラーの中でヴォックの次に強いといわれた男だ」怪物が言った。
 「デビルキラーで2番目に強い男だと?」
 「そうだ。俺はかつて四天王の1人だった。だが、俺はあまりにも凶暴で仲間をも殺したためヴォックにここに閉じ込められた。だから、今デビルキラーの四天王の玉座は1人空席のはずだ」怪物が言った。
 「という事は四天王の最後の1人はおまえだったのか」ロドゥカが言った。
 「でも、なぜ扉があるのに逃走しないんだ?鍵だって掛かっていない」ヴァグラが尋ねた。
 「たしかにこの扉は中から開ける事は可能だ。だが、ヴォックの魔力によって俺だけが出られないように細工してある。だから俺は出る事が出来ない・・・・・・・・だがその"時"が来たら俺はここから解放される」
 「その"時"とは何だ?」
 「この世に存在するデビルキラーのメンバー達がこの世のマトランをすべて滅ぼすための大戦争、"DEATH WAR"。その時が来たら俺はここから解放される」
 「その"時"が来るのはもうすぐかもしれない」ヴァグラが言った。
 「本当か!?」
 「今、何千・・・いや何万ものキラー兵達が準備を進めている。その"時"が来るのもそう先じゃないだろう」ヴァグラが言った。
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 「とびきりの情報をありがたくいただく」怪物はそう言うと大きな扉のノブを持って、扉を開けた。
 「いけ。それだけ聞ければ十分だ」
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 その言葉を聞くとヴァグラとロドゥカは扉に向かって走り出した。
 「最後に言っておく。俺の名前はバラドクスだ。あと、この事は誰にも話すな」
 バラドクスの目が真っ赤に光った。
 マトラン達はもうすぐ訪れる脅威にまだ気付いていなかった。




            <続く>

  by take-kongu | 2007-05-19 20:23 | ストーリー

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