第37話:Liberated Monster

久々の更新になります。
また写真はありませんが、どうか御勘弁を・・・^^;
ではでは続きです。





「ヴァグラ!?ロドゥカ!?」エビルが叫んだ。
「お前達どうしてここに・・・牢獄で捕らえられていたんじゃ・・」
ヴァグラとロドゥカはあまりに体力を消耗していたため、返事をする事が
出来なかった。そこにヴォックが近寄ると無気味な笑みを浮かべた。
「ハハハ・・・エビル。これはすべて計算通りの事なのだよ」ヴォックが静かに言った。
その発言にその場にいた全員が目を丸くした。
「どういう事ですかヴォック様」インフェルノが尋ねた。
「この世の中、弱い者は生き残れない。生き残る者は強い者だけ。
ヴァグラ、ロドゥカ・・・私はお前達を試したのだよ。過酷な状況でも
生き残れなければキラーアタッカーズの大佐と少佐はつとまるものではない」
ヴァグラは深く礼をした。ロドゥカもヴァグラに頭を押され嫌々ながら、頭を下げた。
その話を聞き、インフェルノが尋ねた。
「しかし・・・ダクキはどこに行ったんですか?」
「奴は死んだのだ。煮えたぎるエネルギープロトデルミスの波に飲み込まれてな」
ヴォックが静かに答えた。
「奴の強さなど、たかが知れている。最初に言ったが・・・
弱い奴などいらんのだよ
その時その場にいた全員が、改めてヴォックという人物の冷酷さを知った。
「さあ、準備は整った。全員配置につけ。今夜、襲撃を始める」
全員は深く礼をすると部屋を出ていった。


・・・・・・真っ暗な通路に足音だけが響いていた。
ヴォックは静かに歩いていた。
ある所へと。
ヴォックはその場所につくと、大きな鉄の扉の前で謎の呪文をとなえた。
すると鉄の扉がギリギリと音を立てて、ゆっくりと開いた。
「さあ、お前の出番だぞ。バラドクス


          <続く>
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  # by take-kongu | 2007-10-08 22:20 | ストーリー

第36話:旅立ち×帰還

ストの続き更新です〜。
更新遅くなってすみません。
写真はまだありませんが、撮れしだい追加する予定ですので。
では続きを



夜明け間近、スカイ、レイム、テフル、サクアの4人は旅の準備を進めていた。
もうすぐ夜があける。
夜があけると同時に彼等は出発しようとしていた。
全員・・・いや、一人をのぞいては皆不安が頭の中に渦巻いていた。
もう後戻りは出来ない。全員がそう思った。
皆何も喋らず、着々と準備を進めた。
残り数分で夜があけるという時、やっと旅の準備が終わった。
するとコンコンと部屋の扉をノックする音がした。
扉のむこうから、タッグ、ラゼブ、そしてコフ以外のトンネラーズ達が
部屋に入ってきた。
「もうすぐ夜があける。準備が出来ているな」タッグが言った。
4人は静かにうなずくとタッグ達とともに外に出た。
真っ赤な太陽が水平線のむこうから顔を出した。
「行ってきます」テフルが言った。
「幸運を祈る」タッグが静かに答えた。
ラゼブは何も言わずに親指を立て、4人にニッコリと笑った。
そして4人は歩き出した。
太陽を背に向けて。
タッグ達は旅立つ4人を静かに見守った。



「馬鹿共が。マトラン4人で俺たちにかなうと思ってるのか?身の程知らずもいいとこだな」
エビルがシザーズに向けて言った。
しかしシザーズは何も言わない。
その後もエビルは、マトラン達に対する悪口をマシンガントークで延々話し続けたが
シザーズはずっと無視した。
「おい!?聞いてんのかよ!?」
するとシザーズは背中のクローをたて、手のハサミをエビルの首にあてた。
「静かにしろ」
すると扉が音を立てて開き、ヴォックとインフェルノが入ってきた。
「早速喧嘩か。落ち着きの無いヤツらだな」インフェルノが言った。
ヴォックはインフェルノに静かにするよう合図した。
「今日お前達をここに呼んだのは・・・分かっているな?インフェルノ、シザーズ、エビル」ヴォックが言った。
3人は静かにうなずいた。
「よろしい」
「”時”はやってきた。行動に移す時だ!」
3人は腕を大きく上げた。
その時、扉が勢いよく開いた。
「誰だ!?今ここは立ち入り禁止のはずだ・・・!?」
インフェルノは驚いて言葉を最後まで言う事ができなかった。
目線の先には、ヴァグラ、ロドゥカの2人が立っていたのだ。




              <続く>
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  # by take-kongu | 2007-08-02 22:59

解説など〜。

こんばんは。タケです(__)
また1ヶ月間の放置申し訳ありません(><)
夏休みに突入したという事で、こまめに更新できたらいいなぁと思いますが
どうなる事やら^^;
ストーリーの続きはまだですが、解説や一部のキャラ紹介などしたいと思います。


〜新キャラクター〜

・バラドクス
 かつて、地上に存在するトーアのなかで最強の強さを誇ると言われた伝説のトーア。
 だが、デビルキラーとの大戦争でヴォックと一対一で対決し、ヴォックを倒す
 まであと一歩というところでヴォックのマスクの能力に屈し、敗北。
 その後、デビルキラーの化学者シザーズの改造実験によって、命を吹き返す。
 だが、かつてのトーアの面影はなく恐ろしい怪物として甦った(詳しいストーリー    は、タケの作品展示室でどうぞ)。
 その後もヴォックの右腕として活躍するが、シザーズの実験ミスで異常なまでに
 狂暴化したバラドクスはリーダーであるヴォックに危害を加えてしまった。
 その為に、バラドクスの体には制御装置が付けられ、今はデス・ヌイ島の地下深くの
 牢獄に閉じ込められている。
 バラドクスはその”時”が来れば制御装置も解除され、釈放される。
 バラドクスは長年、その”時”を待っているのだ。
 
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・封印されたデビルキラー戦士達。
 封印されたデビルキラー戦士達とは、かつて地上で起こったデビルキラーの大戦争
 でヴォックの手下として活躍した戦士達の事である。
 そのメンバーの中にはかつてブラザーフッドオブマクータのメンバーであった者達
 もいる。
 だが、このメンバー達は唯一デビルキラーに刃向かった偉大な戦士、バラドクスに
 よって封印された。
 しかし、今やっとこの戦士達が復活しようとしている。
 その”時”はもう始まっているのだ。
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すいません^^;
今日はここまでです。
ではでは。。。 
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  # by take-kongu | 2007-07-26 23:20

第35話:時

1ヶ月間の放置申し訳ありません。
期末テストやら色々あって、更新できませんでした^^;
でもやっとテストもおわったので、だいぶ暇な時間が出来たので今度こそ!こまめに
更新します!
ではストの続きを。

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 テフル、スカイ、レイムの3人は決意を固めた。
 ”かならずこの島を救ってみせる”と。
 「では、早く出発の準備を進めるのだ。今日中には出発しなければ手遅れになる」タッグが言った。
 「分かりました。じゃあ、早く準備を進めよう」
 そして、3人が準備を進めようとした時、また部屋の扉が勢いよく開いた。
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 そこに立っていたのはトンネラーズの一員、サクアだった。
 「おい、どうしたいきなり?」コフがサクアに尋ねた。
 サクアは黙ったまま、タッグを見つめた。
 「おいおい、どうしたというのだサクアよ。何か言いたいのか?」タッグもサクアに尋ねた。
 少しの沈黙が続いた。
 サクアは多少戸惑っている様子だったがやっとの事で口を開いた。
 「・・・・・・・僕も一緒に連れていってくれないか」
 しかし、サクアがあまりにも小さい声で喋ったために誰も聞こえなかった。
 サクアは回りの反応を確かめてから、もう一度大きな声で言った。
 「俺も一緒に連れていってくれ!!!」
 もちろん、その場にいる誰もが驚いた。
 「まさか、サクア・・・今までの話をずっと聞いていたのか?」タッグが聞く。
 サクアは静かにうなずくと、タッグはあきれた表情でエクスと目をあわせた。
 「おいおい・・・まさか本気じゃないだろうな」コフが驚いた様子でサクアに尋ねた。
 「違うんだ・・・コフ。俺は本気なんだよ」サクアはコフの目を見つめた。
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 するとコフはサクアの胸ぐらを掴み、地面に叩き付けた。
 「まさかお前がそんな奴だとは知らなかったよ。大事な仲間を見捨てて見知らぬ奴と
どっかに行くなんてよ!少し考えれば分かるだろ!おい!オレの話を聞けよ!!」コフはサクアの胸ぐらを掴んだまま、何度も何度も地面に叩き付けた。
 そんなコフをエクスが必死で止めようとしたが、コフは何をしてもサクアから離れなかった。
 「でも・・・・・・・僕は一緒に連れていきたいです」テフルが小声で言った。
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 コフはテフルを鋭い目線で睨んだ。
 コフは大股でテフルの近くへ寄っていくと、テフルの顔面を拳で思いっきり殴った。
 テフルはその場に倒れ込み、コフはエクスに手足を押さえ付けられた。
 「お前に何が分かるって言うんだ!?ずっと一緒だった仲間が、離ればなれになるのがどんなに辛いか!?おい!!!」
 「分かるよ」スカイが言った。
 「ここにいる全員、仲間と離ればなれになる辛さを知ってる」
 「だから・・・頼むよ。一緒に行かせてやってくれないか?」
 「それで・・・・エクスとタッグはサクアが行くのに賛成なんですか?」レイムが尋ねた。
 「俺達はあまり賛成派ではない・・・だがもしこれが運命ならば逆らう事は出来ない」エクスが答えた。
 「じゃあ、きっとこれは運命なんですよ。僕はそう信じます」テフルが言った。
 コフはしばらく黙ったまま地面を見つめていた。
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 「もういい・・・・サクア、お前にはトンネラーズを脱退してもらう。リーダーの言う事が聞けないやつなど・・・必要無い
 テフルは何か言おうとしたがタッグに止められた。
 そしてコフは静かに部屋を出ていった。






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 その頃デス・ヌイの地下では、ヴォックが無気味な笑いをあげていた。
 「とうとう、この”時”がやってきたのだ。今まで封印されてきたデビルキラーの戦士達よ、目を覚ますのだ!!!!」
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 ヴォックの背後には何千、何万もの真っ赤に光る目があった。





         <続く>
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  # by take-kongu | 2007-06-23 21:48 | ストーリー

第34話:隠された四天王     &お詫び

1ヶ月以上の放置申し訳ありません(__)
でもここの所、本当に忙しく主要ブログを更新するのがやっとなのです^^;
みなさんにはご迷惑をおかけすると思いますが、何とぞ宜しくお願いします。
でも、最近かなり深刻な問題がありまして・・・。
ストーリーの続きが思い浮かばないのです。
少々、ストーリーのスケールが大きすぎて正直、自分でも空回りしてしまうのです。
もちろん、閉鎖などはするつもりありませんが、もしかしたら少しの間だけ
更新停止なんて事にもなるかもしれません。
見て下さっている皆様には非常に申し訳ないのですが・・・^^;
これからもよろしくお願いします(__)

ではではやっと続きを・・・。

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 「誰だお前は!?」ヴァグラがその巨大な怪物に向かって話し掛けた。
 巨大な怪物は、大きな真っ赤な目でヴァグラとロドゥカを睨んだ(にらんだ)。
 「貴様らこそ誰だ」怪物がゆっくりと大きな声で喋った。
 怪物の声は、まるでムアカキャットが吠えているかのような声だった。
 2人は多少、その声の大きさに驚いたが、なんとか耐える事ができた。
 「俺達はデビルキラー、キラーアタッカーズの大佐、ヴァグラと少佐のロドゥカだ」ヴァグラが大声をあげる。
 「デビルキラー・・・・・アタッカーズ・・・・ヴァグラ・・・・ロドゥカ・・・」怪物はゆっくりと答えた。
 その時、ロドゥカは怪物の奥の方に大きな扉があるのが見えた。
 「ヴァグラ、見ろ。奥に扉がある。あそこから逃げられるかもしれない」ロドゥカは
ヴァグラの耳もとで小声で言った。
 「本当だ。よし、やつがスキを見せた時に走るんだ。見るからに足が遅そうだしな」
 そして、ロドゥカは近くに落ちていた小石を扉とは違う方向に投げた。
 すると、怪物はその小石が落ちて音がした方向を見た。
 そのスキにヴァグラとロドゥカは全速力で扉の方に走った。
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 しかし、次の瞬間には体は中に浮き、遠くへ吹き飛ばされた。
 「まだまだ、未熟者だな」怪物が笑いながら言った。
 ヴァグラは怪物に殴り掛かろうとしたが、怪物の目が紫色に光ったとたん、体がかたまり動かなくなってしまった。
 「なんだ、これは!!?」ヴァグラとロドゥカが叫ぶ。
 「俺の強さを甘くみるな。かつてデビルキラーの中でヴォックの次に強いといわれた男だ」怪物が言った。
 「デビルキラーで2番目に強い男だと?」
 「そうだ。俺はかつて四天王の1人だった。だが、俺はあまりにも凶暴で仲間をも殺したためヴォックにここに閉じ込められた。だから、今デビルキラーの四天王の玉座は1人空席のはずだ」怪物が言った。
 「という事は四天王の最後の1人はおまえだったのか」ロドゥカが言った。
 「でも、なぜ扉があるのに逃走しないんだ?鍵だって掛かっていない」ヴァグラが尋ねた。
 「たしかにこの扉は中から開ける事は可能だ。だが、ヴォックの魔力によって俺だけが出られないように細工してある。だから俺は出る事が出来ない・・・・・・・・だがその"時"が来たら俺はここから解放される」
 「その"時"とは何だ?」
 「この世に存在するデビルキラーのメンバー達がこの世のマトランをすべて滅ぼすための大戦争、"DEATH WAR"。その時が来たら俺はここから解放される」
 「その"時"が来るのはもうすぐかもしれない」ヴァグラが言った。
 「本当か!?」
 「今、何千・・・いや何万ものキラー兵達が準備を進めている。その"時"が来るのもそう先じゃないだろう」ヴァグラが言った。
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 「とびきりの情報をありがたくいただく」怪物はそう言うと大きな扉のノブを持って、扉を開けた。
 「いけ。それだけ聞ければ十分だ」
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 その言葉を聞くとヴァグラとロドゥカは扉に向かって走り出した。
 「最後に言っておく。俺の名前はバラドクスだ。あと、この事は誰にも話すな」
 バラドクスの目が真っ赤に光った。
 マトラン達はもうすぐ訪れる脅威にまだ気付いていなかった。




            <続く>
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  # by take-kongu | 2007-05-19 20:23 | ストーリー

第33話:脱獄

 こんばんは、タケです。
 もう4月になってしましました^^;
 結局3月も一回だけの更新^^;
 だんだん、話が思い付かなくなってきた、という理由も1つです(滝汗
 まぁ、頑張って更新します(__)
 ではでは、話の続きを。

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 ヴァグラ、ロドゥカ、ダクキの3人が牢獄に入れらてから数日が経った。
 3人とも日に日に体力はおとろえ、栄養失調でほとんど身動きする事が出来なくなっていた。
 3人ともしだいに口数が少なくなり、最近では誰も口をきいていない。
 そんな時、ふとロドゥカが口を開いた。
 「ヴァグラ、ダクキおきてるか?」
 返事はない。
 「聞いてんだろ、馬鹿共が!」
 「黙れ、小僧」ヴァグラが怒った様子でロドゥカに返事をした。しかし、ダクキの返事は未だに帰ってこない。
 「俺達はどれくらいこの牢屋に入れられてんだ?」ロドゥカが聞いた。
 「知るか。でも、最初はどんな怖ぇ所かと思ったが、たいした事ないな」ヴァグラが言った。
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 その時、ヴァグラは何も見えない真っ暗やみの中で、必死で目をこらし壁を見た。
 壁をゆっくり触りながら。
 「行くぞ」ヴァグラが言った。
 「どこに?」ロドゥカが尋ねる。
 「あそこだ」ヴァグラが指さした方向を目をこらして見ると、部屋への入り口らしき扉があった。
 「あんな高い所へ行くのか?」ロドゥカはかなり驚いていている。
 「あぁ、まぁ小僧は無理だろうから俺1人で行ってもいいがな」
 「何・・・俺でもいけるわ、たわけ!」
 しかし、この時とんでもない事態に落ちいっていた事をヴァグラ達は知らなかった。
 大きな用水路を通り、恐ろしい何かが向かってくるのを。
 
 その時、地面がかすかに揺れ始めた。
 「なんだ?こんな時に地震か!?」ヴァグラが怒鳴り声をあげる。
 「いや、違う。よく聞けデカ物。何か液体がこっちに押し寄せてくる」ロドゥカが言った。
 「それに、音からしてかなり沸騰しているようだ。それに、濃度が高いぞ」
 「なぜ、そんなまで分かる?」ヴァグラが聞いた。
 「知るか。だが、こんなに高い濃度、温度を持つ液体といえばあれしかない」
 「エネルギープロトデルミスか!!?」ヴァグラは驚いた。
 「早く逃げねぇと、俺達は跡形もなくなっちまう」
 しだいに、液体が迫る音が大きくなる。
 「逃げるぞ。早く!!」ロドゥカはヴァグラより先に壁にへばりつき上へと登っていった。
 「待て!ダクキはどうする?」ヴァグラが尋ねた。
 「デビルキラーの中のお偉いさんが、そんな仲間を見捨てる事も出来ねえのか?根性なしだな!」
 「貴様!!いや、そうだ。ダクキはおいていこう。悪く思うなよ。これもお前の運命だ」ヴァグラはそう言うと上へと登っていった。


 とうとう、エネルギープロトデルミスがすぐそこまで近づいた。
 そして、大きな扉がゆっくりと開き大量のエネルギープロトデルミスが溢れ出してきた。
 ダクキがそれに気付いた時には、もう遅かった。
 ダクキはぶくぶくと沸騰したエネルギープロトデルミスの渦に飲み込まれていった。
 体の形を変えながら・・・・。
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 ヴァグラ、ロドゥカの2人はどうにか、その部屋についた。
 しかし、安心したのもつかの間、危険とはすぐ身近にあるもの。
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 「!?」
 ヴァグラ、ロドゥカが見た方には大男のヴァグラをゆうに超える大きさの怪物が立っていた。






               <続く>
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  # by take-kongu | 2007-04-01 20:33 | ストーリー

第32話:仲間

 またしばらく更新できませんでした^^;
 すみません(__)
 やっと期末テストも終わったので、今度こそは定期的に更新するのを目指しますw
 それではストの続きを。

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 扉が勢いよく開いた方にはテフルが立っていた。
 「僕が行くってまさか・・・マスクを探しにか・・?」エクスがとても驚いた様子でテフルに尋ねた。
 「もちろんです。僕に行かせてください!」テフルの目はまっすぐにタッグの目を見ていた。
 タッグは困った様子で、目をそらした。
 「しかし・・・だなテフル。お前には危険すぎるのだ」タッグが言った。
 「確かに僕には危険かもしれません・・・でも、僕が行かないといけない気がするんです!」
 「だが・・・・お前はまだ半人前のトーア、いや・・・まだお前はマトランだ。そしてこんな時にマトランをあんな危険な場所に行かせる訳にはいかない。これ以上、この島の住民を失う訳にはいかんのだよ。分かるであろう?テフルよ」タッグはため息をついた。
 「確かに・・・・その気持ちは僕もすごく分かります。でも、この決心はどんな事があろうと崩れません」
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 「タッグ様、お願いします!!!」
 そう言うとテフルはタッグに土下座をした。
 タッグは驚いた様子で、ゆっくりとテフルの顔を上げさせた。
 その時、テフルの目の奥には小さな炎が宿っているのがタッグには見えた。
 テフルのこの眼差し・・・どこかで見た覚えが・・・・。タッグは考え込んだ。
 
 ・・・・・・そう、この眼差し、テフルがフォアースの弟子になりたいとフォアースに必死に頼んでいた時の目だ。
 フォアースがテフルを弟子にした時、私は弟子は絶対にとらないと言っていたフォアースがどうしたんだと思ったが・・・やっとフォアースがこのマトランを弟子にしたのか意味が分かったぞ・・・。
 フォアース、やはりお前はいつも正しかったな。


 「いいだろう、テフル。お前がマスクを探しにいくのを許可する」タッグが言った。
 「本当ですか!!!タッグ!!」テフルの顔に満面の笑みがうかんだ。
 「本当に良いのですか、タッグ」エクスは心配そうに尋ねたが、タッグはその質問に対して静かに頭を縦に振った。
 タッグのその姿を見て、エクスも納得した。
 「しかし、タッグ・・・いくらフォアースの弟子とはいえどマトラン1人で行かせるには危険すぎますよ。でも、俺が行ったら村を守る者がいなくなりますし・・・」エクスが言った。
 「確かにそうだ・・・誰か一緒に行く者を決めなければ・・・」
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 「僕達が行ってもいいですか?」声が発した方を見るとスカイとレイムが恥ずかしそうに立っていた。
 「レイムさん!」テフルが叫んだ。
 「久しぶり」レイムもそれに答えた。
 「スカイ、レイム・・・本気で言っているのか?下手をしたら命を落とすかもしれないんだぞ?」エクスが2人に尋ねた。
 「分かってます。でも、テフルの手助けをしたいんです」スカイが真剣に答えた。
 「テフルは賛成してくれるよね・・・?」レイムがテフルに尋ねた。
 テフルは元気よく頭を振った。
 「お願いします。行かせてください!!」
 タッグはしばらく黙り込んでいたがやっと口を開いた。
 「分かった。スカイ、レイム、テフルをちゃんとサポートしてやれ」タッグは微笑んだ。
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 「ありがとうございます!!!」
 スカイ、テフル、レイムの3人は抱き合った。
 「そうと決まれば、もう出発しないと手遅れになる。準備を始めるのだ」タッグは3人に言った。
 3人はうなずくと部屋から出ていった。
 部屋の隅ではコフが去っていく3人の姿を睨んでいた。
 そして、この時から彼らの運命は変わり始めた。



          <続く>

 なんか、こじつけっぽくなってすいません^^;
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  # by take-kongu | 2007-03-02 21:53 | ストーリー

第31話:決断の時

 いつもこのブログを見てくださっている皆様、1ヶ月以上の放置
本当に申し訳ありません(__)
 ろくに更新も出来ない僕が、何個もブログ持っていていいのか、という感じもしますが、暖かい目で見守っていただけると嬉しいです。
 ではでは、やっとストの続きを。
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 エクスが情報を聞いて部屋を出ていってから、何時間ぐらい経っただろうか。
 タッグは、エクスが部屋を出て1時間ほど経った時からずっと部屋を歩き回っている。
 ひどく考え込んだ様子で。
 コフは2人っきりになったところで、タッグに悪態でもつこうかと思ったが状況の悪化を想定し、何も言わずに隅に胡座(あぐら)をかいて座っていた。
 タッグはずっと床を見つめ、目を閉じている。
 神様にでも祈ってるのか、無事だという事を。最もオレは神なんか信じないが。
 コフがそんなような事を考えていると部屋の扉が勢いよく開いた。
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e0045658_2119432.jpg

 エクスだ。
 ひどく急いでいる様子で、呼吸もとても荒かった。
 タッグは、エクスが部屋に入ってくるなり側に近寄り背中をさすってやった。
 「遅かったな。大丈夫か?」タッグがエクスに訪ねる。
 「はい・・・タッグ・・・。・・・・どうにか」エクスは喋る事さえ辛そうだったが、返事をした。
 「いやいや、まさか戻ってくるとは思わなかったよ」コフがばかにするように言う。
 「コフ、馬鹿も休み休みに言え!!!」タッグが凄いけんまくで怒鳴った。
 「今は、喧嘩をしているような暇は・・ありませんよ・・・タッグ」エクスが言う。
 「そうだな・・・すまない」
 「しかしタッグ・・・・事態は予想以上に悪化している気がします」
 「本当か?」
 「はい・・・。おそらく奴らは今まで捕らえたマトラン達をすべて邪悪な兵士にかえ、その何万という兵と四天王がいつか総攻撃を仕掛けてくるように俺は考えています。なのでタッグ・・・こちらも準備を始めなければこの島は永久に奴らに支配されてしまいます!」エクスはタッグの目をまっすぐに見ながら言った。
 タッグは眉間にしわをよせ、深く考えた。
 一度、大きな戦争を経験した事のある自分としては、戦争を再びくり返すのは愚かすぎる行為だ。
 しかし、今ここで決着をつけなければこの島は奴らのものに・・・・。
 タッグは考えた末に、1つの答えを出した。
 「分かった。奴らと正面から戦おうではないか!」
 エクスの顔に笑みがこぼれた。
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 「戦いかぁ、そりゃ面白そうだな。おれは岩陰から観客で見てる事にするよ」コフが軽い口調で言った。
 しかし、エクスの鋭い視線がコフの目をとらえた。コフはそのまま黙り込んだ。
 「だが、エクス。切り札であるグレート・エナジー・マスクはどうする?下手すれば
奴らに先にとられてしまうかもしれない」タッグが言う。
 「・・・・・そうでしたね・・・・誰があのマスクを・・・かと言って俺は取りには行けない・・・」
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 「僕が行きます
 扉が開いた方には、テフルが立っていた。




              <続く>
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  # by take-kongu | 2007-01-21 21:48 | ストーリー

第30話:罰

 やっと期末テストが終わったので、じゃんじゃん更新しようと思います(ぇ
 今回の話で、祝30話目です^^
 これからもよろしくお願いします(__)
 それでは、ストの続きを。
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 アー・コロ村で、エクスとマンティルスが争っていた頃、アー・コロよりもっと
深い場所にある1つの部屋では、ヴォックが眉間にシワをよせ、けわしい表情で椅子に座っていた。
 その部屋には小さな光り石が数個、明りとして使われているが、妙に広いその部屋では何の効果も発揮していないようだ。
 ヴォックは、ずっと扉を睨んでいる。どうやら、誰かが来るのを待っているようだ。
 ヴォックの鋭い歯が、小さな光り石に照らされ不気味に光っている。
 ヴォックが、そろそろ我慢の限界だと思い始めた時、大きな鉄の扉を叩く音が聞こえた。
 「入ってこい」
 ヴォックが、そう答えると重い鉄の扉が音をたてて、ゆっくりと開いた。
 扉の向こうから、ヴォックの右腕であるインフェルノが歩いて来た。
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 「やっと奴らが戻って来たようです。ヴォック様」インフェルノが静かに言った。
 「遅かったな。早く奴らを通せ」
 「分かりました」
 インフェルノは、そう言うと部屋から出ていった。
 少しすると、また部屋の扉がゆっくり開き、扉の向こうからはとんでもない姿のデビルキラーの姿があった。
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 ヴァグラ、ロドゥカ、ダクキの3人だ。
 3人とも、片腕がとれていて所々のアーマーも壊れていた。体中は傷だらけで、ヴァグラは自分のツールを杖代わりとして使っていた。
 「なんとも、みじめな姿だな」ヴォックが3人を見下ろしながら言った。
 ヴォックが椅子から立ってヴァグラのそばへ歩み寄った。
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 「たかがトーア1人に、こんなにやられるとは。お前を大佐に任命した私の選択ミスだったか」ヴォックがヴァグラを睨みながら言った。
 「奴があんなに強いとは・・・・想定外でした・・・」ヴァグラが言う。
 「言い訳はあまり聞きたく無いが・・・お前達がどうなるか分かっているな?」
 するとその会話に、ダクキが入ってきた。
 「ちょっと待って下さいヴォック様。私に罪はありません。彼らがトーアと戦っていて苦戦しているようだったので手を貸そうかと聞いたら、かたくなに拒否されてしまったんです。そしたら私も道連れに・・・」ダクキは、自分が罰を受けたく無いという一心から言い訳を言ってしまった。
 「なるほど。つまり、お前に罪はないと、そういう事だな?」ヴォックがダクキに聞くとダクキはうなずいた。その横では、ヴァグラがダクキを睨んでいた。
 「だがなダクキ、さっきも言ったが私は・・・・」
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 ヴォックは、そう言いかけるとダクキの首を強くしめ、上へ持ち上げた。
 「言い訳は大嫌いだ
 ヴォックは、ダクキの首を握っている手にもっと力を入れた。
 すると、ダクキは今にも窒息死しそうで、心臓のライトは急に点滅しだし、目が真っ白になっていた。
 そうすると、ヴォックはダクキの首をしめている手を話した。
 ダクキは床に倒れ、意識を失った。
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 「貴様らはデビルキラーのだ。ひとまず、罰を受けてもらおう」ヴォックが手招きすると、部屋の奥からインフェルノが出て来た。
 「インフェルノ、ひとまずこいつらをあの牢獄へ閉じ込めておけ」ヴォックはそう指示すると、部屋から出ていった。
 ヴァグラ達3人は、片腕を鎖で縛られあの恐ろしい牢獄へと連行されていった・・・・。



          <続く>
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 今回から登場、ヴォックさんリニューアルバージョンです。
 近々、展示室の方にUPするので。
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 そしてロドゥカさんもリニューアル^^
 前よりは、良くなったかなと思ってます(ぇ
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 インフェルノちょこっとリニューアル。
 ドラゴンの頭の形をした仮面を付けてます。
 左腕は巨大なハサミに。

 今回はここまでです。
 ではでは〜。
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  # by take-kongu | 2006-11-25 20:59

第29話:孤独・裏切り・悪の誕生

 とくにノーコメントです。
 ちょっと、また続きが思い付いてきたんで、更新と言う事でw
 それでは、ストの続きを。
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 デス・ヌイ島の西に位置する村、サハ・コロ。
 そのちょうど地下に位置する村がアー・コロである。
 アー・コロには、所々に小さな洞窟が立ち並び、マトラン達はその小さな洞窟を住居にしていた。
 しかし、ここ最近デビルキラーがデス・ヌイ島を攻めてきたおかげでほとんどの村は、奴らに襲撃され、マトラン達が住める状態になっていなかった。
 だが、この廃虚と化したアー・コロに”一匹”だけ生き物が潜んでいた。
 アー・コロの端の端にある、小さな小さな洞窟で・・・・。
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 どうやらオレは、しばらく眠っていたみたいだ・・・・。
 鉄臭い・・・。ここはどこだ?アー・コロか?どちらにしろ、早く帰らなければ。
 しかし、まだ頭がくらくらする・・・・。
 ・・・・?向こうに影が・・・・。
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 遠くから、何か作業をしていた生き物が近寄って来た。
 「うわっ!?」エクスは驚いて腰を抜かしてしまった。まさか、自分をここまで連れて来た犯人が、いかにも凶暴そうなカマキリのラヒだったとは。
 そのラヒは何かしら話しているが、ラヒの言葉がトーアに通じるはずがない。
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 「貴様・・・・何故オレをここに連れて来た?何を企んでいる?」エクスは、ラヒに向かってファイアーディスクを向けた。
 ラヒは、一体何が起こったのか理解できない様子だったが、エクスを見つめるその目は何かを訴えかけているようだった。
 「何だその目は!?何故そんな目でオレの事を見る?もしや、そうやってオレを油断させて後から襲おうと、そういう魂胆だろ!?」エクスはいかにも凶暴そうなラヒを目の前に少し混乱しているようだ。
 しかし、ラヒはおかまい無しにエクスに近づいて来た。
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e0045658_20521646.jpg

バキッ!!!!!!!!!
 エクスの放ったファイアーディスクが、ラヒに命中した。
 ラヒは、よろめき、何故自分がこんな目にあっているのか、状況を把握できないまま、その場に倒れこんだ。
 ラヒの目には、この場から走って去っていく、エクスの姿があった・・・。
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 ラヒの目から、涙がぼろぼろとこぼれ落ちた。
 「ダレ・・・モ・・ボクノ・・・・ミカタニ・ナッテ・・・クレ・・ナイ」
 「ムカシカラ・・ズット・・・ソウ。モウ・・ダレモシンヨウ・・・デキナイ」
 「カナ・・ラズ・・・オレサマ・・ノコトヲ、こけニシタヤツラヲ・・・タオス!」
 ラヒは決意を固めた。
 この瞬間が、「殺人鬼マンティルス」の誕生であった・・・・・。



           <続く>
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  # by take-kongu | 2006-11-06 21:29

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